ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
当院ではなるべく歯を削らない、歯を抜かない治療を心がけています。
歯をなるべく抜かずに治療することで、患者様の本来の歯を活かし快適な生活を送っていただけるように治療を進めてまいります。
定期検診は、歯を残すために大変重要であることが実証されています。
通常の治療が終了した後も1~6ヶ月に1度の定期検診を是非受けていただくことをお勧め致します。
定期検診では、みがき残しの確認をした上で歯石やプラークの除去は勿論のこと、歯磨きの仕方、噛み合わせの確認、知覚過敏等の処置や、今後起こりうる問題点などもお話しさせていただきます。
また、お子様を中心にシーラントによる虫歯予防、フッ素塗布などを行い歯質強化に努めてまいります。
[ 経歴 ]
平成10年3月 愛知学院大学歯学部 卒業平成10年4月 愛知学院大学大学院歯学研究科 入学
平成10年6月 国立感染症研究所 口腔科学部 歯周病室 国内留学(2年間)
平成14年3月 愛知学院大学大学院歯学研究科卒業(歯学博士)
平成16年10月 むらせ歯科 開院
むし歯や歯周病、また事故などによって歯を喪失した部分の骨にチタン製のネジを埋め込んで、その上に人工の歯を被せる治療法がインプラント治療です。インプラントは骨にしっかりと歯を固定しますので、自分の歯に近い感覚で、物を噛んだり話をしたりすることができます。
治療内容や期間・費用につきましてはできるだけ患者様の要望をお伺いし、手術前にCTによる精査をし骨量を正確に計測した上で、埋入本数、最終補綴物等最良と思われる治療の方向性を提案させていただきます。
弊院では、スプリットクレスト(歯槽提拡大術)や副鼻腔に対しソケットリフト法・サイナスリフト法の増骨処置を行っており、また場合によっては、採血を行い濃縮血小板フィブリンを用いて骨や粘膜治癒のために使用するなど、ややアドバンスなインプラント埋入まで行っております。お気軽にご相談ください。
インプラントの治療の流れ
- 1問診・検査
- 口の中の状況はインプラントの治療に直接的に関わったり、インプラントの持ち具合に関わったりするため検査をします。また、糖尿病・脂質代謝異常などの全身疾患の有無・ある場合はどの程度コントロールされているか確認します。
- 2エックス線撮影・検査
- インプラントは顎の骨に支えられるため、顎の骨の形・ボリュームを正確に知るために歯科用CT撮影を行い、3次元的に骨の精査を行います。
- 3骨の造成
- 顎の骨が細すぎたり低すぎたりするとインプラントを埋められません。そのような時は骨のボリュームを増やすために薬事の認可を受けた骨補填材料にて増骨処置を行うことがあります。
- 4手術 (治療によっては2回)
- 麻酔をして顎の骨にインプラントを埋めます。まず歯肉を切り開いて顎の骨を露出させ、もしくは直径5㎜程度の骨の露出のみで、ドリルで注意深く骨に穴を開けて、インプラントを埋めます。インプラントを埋める際にインプラントを歯肉で覆った場合は、インプラントの頭を出すためにもう一度手術を行うことがあります。
- 5仮歯を入れる
- 骨とインプラントがくっついてから歯をつくる作業に入ります。口の型取りと噛み合わせの記録を行います。いきなり最終的な歯をつくらずに、まず仮歯をつくって口の中に合わせます。
- 6最終的な歯を入れる
- 仮歯のチェックを行い、もう一度型取りと噛み合わせの確認を行って最終的な歯をつくります。この時は歯の色もチェックして出来映えに反映させます。
治療期間・回数
治療期間:3~6ヵ月 増骨処置を行う場合はさらに5-6ヵ月必要な場合があります。治療回数:5~8回
費用
ケースによって金額は変動します
総額(1歯欠損の場合) | 377,000円~455,000円 |
---|---|
内訳 | |
診査・診断 | 22,000円~66,000円 |
インプラント埋入手術 | 230,000円~260,000円 (処置・麻酔料・術後薬代含む) |
インプラント2次手術 | 11,000円 |
土台処置 | 54,000円~88,000円 |
歯 | 93,000円~135,000円 |
増骨処置 | 55,000円~220,000円 |
上顎洞増骨処置 | 110,000円~330,000円 |
リスク・副作用
- ・手術を伴うため治療期間が比較的長い
- ・外科処置のため術後に痛み・腫れの可能性がある
- ・天然の歯と同様、口の中の清潔を保たなければならない
- ・清潔状態・咬み合わせを診るため術後も定期的に受診する必要がある
- ・天然歯でも起こりうるが、冠や土台が破損する場合がある
虫歯・歯周病の原因である細菌は、プラーク(歯垢中)に多数生息しています。そのために歯磨きでプラークを除去する必要があります。しかしながら、お家での歯磨きで100%プラークを除去することはかなり困難です。そこで、ご自分の歯を少しでも長持ちしてお使い頂くために、1ヶ月~6ヶ月に1度、歯のクリーニング・歯磨き方法・咬み合せの確認・むし歯の有無のチェックなどを定期的に行うことが大切です。
中でも歯周病は自覚症状が出にくいため、気がついた時にはかなり進行している場合もあります。そのような時の歯周病治療は4つのステップで治療をすすめます。
- ステップ1 : 徹底したブラッシング
- ステップ2 : 初期治療(主にポケット内のお掃除)
- ステップ3 : 6ミリ以上のポケットが残り炎症度が強い場合に行う歯周外科処置(当 院では場合により、エナメルマトリックスタンパクを用いたり、採血を行い濃縮血小板フィブリンを作り、骨補てん材と混ぜたりするなどの組織再生誘導療法を行っています。)
- ステップ4 : 噛み合わせの再構築
お子様のむし歯の進行は非常に早いため、こまめにむし歯の チェックをし、定期的にフッ素塗布をし、必要に応じてシーラント(予防充填)処置を受けることをお勧め致します。
定期検診のみのご予約も受け付けておりますので、症状が無くてもお気軽にお電話下さい。
歯並びが悪いと見た目だけでなく、健康や身体にも悪影響を及ぼします。逆に、歯並びを整えることにより、しっかりとした噛み合わせ、歯ブラシのし易さを得ることになり予防の観点からも非常に矯正は重要です。歯並びやかみ合わせについて気になる所がございましたら、お気軽にご相談ください。
当院では、矯正治療に関しては矯正専門医が対応させていただいております。永久歯列前の混合歯列期(おおよそ小学生)の小児の矯正・咬合誘導も行っております。
むし歯と歯周病はお口の中の二大疾患と言われています。むし歯も歯周病も細菌の感染によるものですので、お口の中をいつも清潔に保っておくことが非常に大切です。
そのためには、自宅での歯磨きをしっかり行うことが最も重要ですが、磨き残しができるところに関しては歯科衛生士によるプラークの除去や歯石除去、深いポケットに対しての洗浄、また、フッ素塗布など定期的に受診していただくことがとても大切です。
当院では、レントゲン写真撮影、歯周病検査の結果を基に治療計画を立て、まずは歯磨きチェック、眼に見える歯石の除去から始めていきます。歯をなるべく抜かずに治療することで、患者様の本来の歯を活かし快適な生活を送っていただけるように治療を進めてまいります。